勝利の凱歌
秋と秋の間に 雨に濡れた川が 流れてゆく 真夏にずっと 渇いていた記憶も 真夏にずっと 耐えるしかなかった 涙も… 今は 希望になって 木の葉に乗り 流れてゆく 野原に咲いている 小さな草さえをも 秋を備えさせる 神の摂理 神の御恵み 点滴石の下 息をのんで 秋の訪れを待ちに待った コオロギの歌声... 続きをみる