天の御国への望み

どれだけ寂しかっただろう どれだけ孤独だっただろう 一人で過ごす日々 今日はいよいよ フェリーに乗り伊豆半島へ 大海原を航海する 君のこころは どれだけ嬉しかっただろう プレゼントのように 君の喜びは 我ら皆の喜び 君を造られた方の喜びにも なろう しばらく旅をしている 我らの人生 その道末に広が... 続きをみる

谷間のユリ

君は私のお花 崖の裂け目に咲いている 君は綺麗な我がお花 君は本当に美しい 私の白いお花 誰も目を留めてくれない この世の中で 君の名前さえも知らない この世であっても 君は逞しく咲いている 風が吹き 嵐の中でも 私の手で君を覆い 君を守る 谷間に咲くユリのように 崖の裂け目に咲いている 私のお花... 続きをみる